ゆびさきコネクション ネタバレ感想

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HOOKソフトさんの『放課後シンデレラ』に続くイチャラブADV。今作は前作と異なり社会人の恋愛観など、学生から離れ今置かれてる自分の境遇から物事を見る事ができたので非常に共感できる部分も多く楽しめた。学生を書く作品が殆どだったから何より新鮮。彼女よりかは恋人で家庭的な温かみの深い内容だったので自分は好きでした。絵が好みなのも理由の一つである。

 

桜坂 悠月
CV : 月野きいろ

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カフェでバイトしてる女の子。結構痛い所あるけどそこもまた彼女の可愛さ。良いキャラしてる。ゲーム好きで『どうぶつの森』の話してた?どうもりっ子で美人って基本は何やっても許されますからね。二人で乗った観覧車良かった。喫茶店のマスター結構良い歳したおじいちゃんなんだけど、主人公から恋愛相談受けてて笑った。『コーヒーみたいなもの』だっけ?名言残してったな。


双葉 夏歩
CV : 佐夢来ジェニ

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学生時代の主人公と仲の良かった後輩。主人公の服選んだり美容師にいかせたり、先輩をカッコよくする為に張り切っちゃう子。でもギャルあんま好きじゃないので少し飛ばしてしまった。ごめんなさい。いじられの関係が見ていて微笑ましかったわん。

秋月 美琴
CV : 風音

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お隣さんでバリバリ仕事できちゃう。距離感が素晴らしい(この距離感とはお隣の家との距離を言っているのではなく、最初のぎこちない挨拶で始まり恋人になるまでの保たれたラインを指します)。その初々しさが良くて社会人になってからもこんなドキドキした体験ができるだっていう理想と夢を見させてもらった。どストライクだった女。裏の顔も彼女の魅力。非処女を匂わせた言動がいくつかあったけど処女でした。ぼくは使用済み設定もリアリティがあって萌えたんだけどね。???エロシーン凄かったです。因みにこの世界線では子宮という正式名称が存在せず『赤ちゃんのお部屋』って言うらしい。へ、へぇ〜エッチじゃん。

 


橘 伊織
CV : 葵時緒

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バーのお姉さん。個人的に伊織と美琴の二強でこの二人のFDなら買いたい。共通してムラムラムラっとくる。年上からリードされたいM男には堪らない一本となっております。俺らみたいなのはカウンター席に座って可愛い店員さん眺めながらカルアで酔うのが良いよね。そんなギャップに伊織さんも惚れちゃったんだろうね。僕もカルアするわ。普段とは違うギャップも見れてよかった。素敵な女性。最高です。

 

 

 まとめ

 

まぁ平和?何か刺激を求めてて、気に入ったヒロインもいないんであれば正直はまりはしないのかなと。僕はバーの雰囲気とか成熟したお隣さんが好みだったので楽しめたってわけ。

 

  ゆびさきコネクション END

               ナイスゲーム

保健室のセンセーとシャボン玉中毒の助手 ネタバレ感想

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Navelさんの姉妹ブランドcitrusによる魂人と人間の死生観を扱った感動ADV。拍手喝采!叩頭参拝!非常に面白かった。才のあるライターでこうも変化するのかと昨今のNavel作品を観た上での切実な感想。久々にENDに先走る事なくプレイできた作品。記憶を辿って簡素に書いてみる。

 

主人公『風見蒼空』は助手の『シロバナ』と一緒に元来の目的である蒼空の姉『此花ゆか』を探す旅に出た。彼の天職であった"送り人"の素質を生徒達の治療に役立てまいかと見込んだ学園長は彼を彩香学園の養護教諭として委任させる。蒼空の姉探しと並行して”人魂”と呼ばれる現世に未練を残した霊体のカウンセリングを行い、物語は人魂の還しを生業とする送り人と"幽世の能力者"の話へと進んでいく...

 

暫くして『此花ゆか』姉が彩香学園一年の生徒と解った蒼空は姉の心残りを晴らす為に送り返す決心をする。無事役目を終えた蒼空だったが物語は最後の旅。助手『シロバナ』と主人公『風見蒼空』の現代から過去の記憶探しへと移る。たんぽぽの花言葉『真心の愛』と『別離』この二つに隠された意味そして二人が現世に渡り伝えたかった想いとは...

 

過去編

 風見蒼空の生前は『此花蒼』という一人の少女だった。ーー1981年春、蒼として都会に憧憬を抱いていた少女は不治の病(霊障)を患っている『白空』と出逢い二人は恋に落ちる。だが余命期間をとっくに過ぎていた白空に残された時間はない。蒼は白空に風力発電が建設されたのを一目見ようと外に連れ出し丘を登った。そこから見える綺麗な景色に胸を打たれていた二人。強い風が吹き荒れ上空を舞った麦わら帽。大事な帽子を取ろうと崖から身を乗りだす白空、助ける蒼。二人の前世は転落死という悲惨な結末で終わりを迎える。その後、白空は人魂として現世に残り37年かけて蒼を探し続けた。

 

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ーー現代2018、 白空は遂に来世に人間として生まれた『風見蒼空』という名の男を見つける。現世の記憶を持たない蒼空と恋人関係になった白空はあの時巻き込んだ罪を背負いながら共にする事となる。そして約束の時。白空は蒼空に別れを告げた。

 

ーー2031年、運命の巡り合わせ。

遂に来世で人間となった白空を見つけた蒼空。再会を果たし、二人は愛を繋げていく。

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▪️前世 白空

▪️現世 シロバナ[人魂]

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本作のメインヒロイン。シャボン玉中毒の子。シロバナを軸に物語が一歩道で進む。主人公とは前世で姉妹の関係なので容姿は子供だけど振る舞いはお姉ちゃん。歩くのを犠牲にして風の力を操る。人魂は捧げ物をして人外的能力を得られるらしい。そうバトル要素もある。自分の苗字について最後まで明かされなかったが次回で交通事故の真相とか過去を深掘りしてくるかは不明。無くても然程重要ではない。このゲームはシロバナとオトヒメの二強。ところで君はロリが好きか?言い方に語弊があるな。幼女を好むか?ロリという概念の線引きはとても曖昧だ。自分の思うロリとは、ロリコンは幼女・少女に対する(主に成人)男性の性的または恋愛的関心・性嗜好の事で、一口にロリコンと言っても年齢に応じて ハイジコンプレックス→5~7才 アリスコンプレックス→8~12才 ロリータコンプレックス→12~14才多種多様である。つまり...etc。本作に登場する幼女、僕は好きだ。シロバナが消えた後の『シャボン玉の歌』あれは反則。keyしやがって。涙腺にきた。泣ける話パチパチパチィ。

 

オトヒメ[人魂>人間]

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政府の陰謀で少子化による労働不足を人魂を使って労働削減させるなどのプロジェクトに関わっている国家公認人魂(※学園長の指示で動いてるの方が多分近い)ゴスロリオトヒメさんの捧げ物は性に纏わる羞恥心。これをトリガーとして技を成せるというわけだ。CVが卯衣さんで興奮。ユーラシアとラピスのイメージ強いけど新たに座してきたな。次作は彼女が主役。永い間現世に留まってるみたいだけど、月森鈴と違ってハーフと言うよりかは人魂寄りなので心残り解消したら還ってしまう可能性がある。それは今作でチラッとオトヒメが触れていた『恋心を抱いた事がない』これが最初で話した捧げ物とも関係してると見てる。恐らく続編で主人公とムフフな関係になり満たされ天へ旅立つのだろう。勿論可能性だ。悲しいじゃねぇか。期待が高まる。

 

▪️前世 此花ゆか?

▪️生前 風見夢歌

▪️現世 此花ゆか/風見夢歌(人魂)

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蒼空の姉であり、前世では母親という両面を持っている。彩香学園一年で七菜とはお友達。花を咲かす強制的能力。主人公が姉を学園の生徒であると知った後日、春夏秋の人魂狩により狙われ還された知らせを受ける。しかし現世に強い心残りを持っていた此花ゆかは生きており、その時に討けた春夏秋の雷撃で記憶を取り戻すが、関係を隠したまま弟と接する事となる。立場上先生と生徒の関係で振る舞わないといけない二人。別れが辛い。最後は送り人としてではなく、弟と姉の関係で還せて実に良かった。

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疲労が溜まってきたので、他の魅力的キャラを語彙力の無い感想でざっくり紹介。寧ろここを重視せたいくらいで、立ち絵の無いキャラだけで良質なFD作れそう。魅力的な役者が勢揃い。ぜひプレイして自身で堪能あれ。

 

響七菜 お友達を送るシーンカッコよかった。

    後輩キャラでめちゃくちゃタイプ。

    もっとくれ。もっとくれ。

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月森鈴 お母さんとのシーンまじで良かった。

    人間と人魂の生まれだからこそ

    通じ合う想いがそこにある。

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淡雪咲羽 お姉ちゃん想いで萌える。 

     なずなさんの使い方が上手い。

     はぁもうだいちゅき。

 淡雪瑞海 妹想いで泣ける。

     病気治って良かったね。 

     はぁもうだいちゅき(2回目)

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月森玲子 学園の母。お疲れ様でした。

永遠 穂希 名言多すぎますよ師匠!

佐原 生徒の鑑。素晴らしい先生。

夏秋冬 味方になってから可愛い。

 山代 敵だけど好き。


【まとめ】

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突き刺さる作品だった。タイトルからは予想できない切なくも温まる話で、道徳の授業を受けた感じ。日本人は無宗教が大半で死に対する恐怖心が他の国と比べ感じやすいらしく、いざ直面した時に後悔が残りやすい人種らしい。これは本作の穂希先生が言ってたうる覚えの一部分を書いたセリフでこういった名言も多くあり、我が国だからこそ描ける面白さが詰まってた。死生観について考えさせられる感動ADV。絵師分からず申し訳ないのだが、可愛いらしい絵を描く。雰囲気とマッチしてて良かった。なかひろ氏の書いた作品に触るのは今回が初でとても私的欲求を満たしてくれたので他の人気作も是非やってみたい。勿論3月発売予定の『保健室のセンセーとゴスロリの校医』はプレイするつもりだ。後半は長くなり途中から自分でもわけのわからない文章になってるけど、少しでも話が伝わってくれたらOK。因みにここまで見た人は変態だったってわけ。 

 

保健室のセンセーと

シャボン玉中毒の助手 END

 ナイスゲーム

 

 

 

 

 

 
 

アマカノ ネタバレ感想

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ざらしそふとさんの人気作アマカノ。タイトル通り彼女達との甘酸っぱい恋愛が堪能できるゲーム。攻略対象はなんと3人で絞られた分より純度の濃い内容となってます。

今回もイチャラブ系です。寒冷地に住んでる僕はストーブをつけて毛布に包まりながらプレイしました。温まる作品をありがとう。
少しだけ感想


    〈高社紗雪〉

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神社の近くに住んでる巫女姫ちゃん。主人公の事を『あなたさま』と言う。恋人になる前は凄い違和感を覚えたけど、まぁ慣れたらそこまで気にならなかった。頑張ってて可愛ええ。癒される。素直に好き。

〈上林聖〉

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主人公と同じ家に住まう先輩の女の子。片目の色が違うって気付いて、天界と魔界のハーフ?能力者?カラコン?要らぬ想像をしたけど、どうやら見えないらしい。そんなリスクを背負いながらいつも通り振る舞ってる彼女って素敵。二人だけの秘密の空間が生まれた。ドキドキ。

〈星川こはる〉

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甘味処の娘。主人公の事を『せんぱ〜い』って言う。そう後輩キャラ。最初に攻略した。僕は先輩と呼ばれたいらしい。可愛くて見るに耐えん。言動がいちいち尊い。本作で一番好きな女の子。お胸がお発達しているようで、それを気にする彼女もまた巧い。ホワイトアルバム2のこはるっているでしょ?ああ、つまりあんなのが萌えるって事。こっちもこはるだし。好き。僕的にこの作品のコンセプト、甘いを追求したルートだと思った。

『まとめ』
じわじわ忍び寄ってくる甘さが良い、冬ゲーだしキャラも可愛いかったし絵も綺麗だし楽しめたんだけど、単調すぎて眠くなった。恋人になる前は凄く良かった。そこまでが頂点。その後まで見たいと思えなかった。でもさっきも言ったけど楽しかったんでOKってわけ。

     アマカノこれにてfin...
                    ナイスゲーム

スタディ§スタディ ネタバレ感想

今回初めて触る続編を控えたま〜まれぃどさんの新感覚ADVスタディ§スタデイ。新たなる挑戦を垣間見た。公式ジャンルはふたりっきりの甘いお勉強しちゃおうADVらしい。適度なスペックが要求される。


※記憶を頼りに書いているので抜けた部分や違う箇所が多くございます。ご理解下さい。


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えー北風は親父の希望もあって昔住んでた田舎町に引っ越す事になりました。祖父母が亡くなってずっと放置されてた家に淋しさを覚えた親父が『よし!ここに住む事に決めた!』とか言ってた。そんで親父が開発した試作品のAI(クーグル)と共に学園生活を送る事になったんだけど、クーグルが長年俺と過ごしてきた中で愛情と言う名のバグを覚えてしまったみたいなんだ。そんで自発的に緊急メンテナンスして欲しいと親父に懇願し居なくなったクーグル。その日を境に一人となった俺は淋さを覚えながらも、彼女達とかけがえの無い日々を過ごしていくのであった...


2でその後のクーグルと親父の実態が明かされるかは定かじゃないが、重要なのは多分そこじゃなくて如何にヒロインとの営みを謳歌できるかがこの作品のミソ。キャラゲーor抜きゲーな気がしたので今回はヒロインのエロと魅力で総評してみようと思う。甘くて情欲的な恋愛してみませんか?


〈北風希一〉

親父の開発したAIに頼りきりな本作の主人公。自分の実験道具を我が子で試してんじゃねぇよと初手のツッコミ。そうして育った主人公(俺)は一見真面目で紳士を装っているが、所詮は子供。場違いな下ネタで空気を作り、時には赤ちゃんプレイで己の性癖を相手に強要させようとする。また苗字が北風ってのも実に腹立たしい所。悪く言いすぎたけど彼もAIとお別れする時はちゃんと『ありがとうございましたぁ!!!』(いきなり敬語)って言う。礼儀はあるようなので良しとする。


来宮なのか〉

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太陽の来宮学園随一の人気を誇っている彼女の魅力はズバリ性格!転校してきたばかりの北風にも優しく接してくれ、何か困った事があれば自分から率先して動けるタイプの子。先生の目を盗んで手紙交換をするなど、とても高校生とは思えない茶目っ気を発揮するのも彼女の魅力。最後までプレイしてなくて後半は皮肉みたいになってしまったが許してクレメンス。


御前崎悠羽〉

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おまえ先と宣告されていたので最初に攻略した。北風の御前崎。結構頻繁にモブが発するセリフで主人公(俺)と被り少しややこしい。来宮と同様に人気が高い。特に男子からの支持は異常。目が合っただけで発狂したり、話かけられただけで不良の喧嘩が止まったり。とにかく凄い女。主人公と付き合ってから妖艶な雰囲気を纏うようになり、北風は彼女の言いなりになって遊ばれてしまう。バッドエンドかと思わせる狂乱バカップル具合でドエロいシーンが山のようにあった。抜きゲーとしてのレベルが非常に高い。これはヤバいっすよ。


〈舞坂茉衣〉

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主人公が街のスーパーへ買い物に行った時に出逢った後輩の女の子。北風は彼女に一目惚れ。可愛い以外の言葉が出なかった究極に守りたい存在。意図的な計算も見受けられず本物の天然記念物。お母さんの為に作った手作りケーキ...良い話すぎて少し泣いた。全力で応援する。舞坂しか勝たん。この純真無垢な空間を汚さぬよう主人公はもっと彼女を気遣って配慮すべきだ。本作で唯一の収穫。ありがとうございます。

    以下略(ごめんなさい)

〈気になった点〉システム

あれだけ日常的ににゅるにゅる動くのに、エロシーンは止まったまま。一番力入れてほしい所をケチられた感じ。少しくらい動いてほしかった。

行動画面でSAVEができない(間違ってたらごめん)これ結構致命的。ログで戻ってSAVEし直した。

目がチカチカする。

4人以上が画面でそれぞれの動きをされると重くなる。それで一回強制終了してデータが吹き飛んだ。普通に泣いた。ノートpc勢にはキツいスペック。静止画の立ち絵を用意しせめて軽量モードを搭載してほしかった。エロゲは大抵動くと思ってるユーザーへの優しさが欠けてる。


〈気になった点〉物語

大雪で避難警告が出されて、学校の体育館で停電が収まるのを待つ地域住民。その指揮を高校生に任せってきりの大人。そんな中、主人公に食料調達とゆう重大な役目を任せるヒロイン達。渡されたのはカイロ一枚ずつ、これで無事に帰ってきてと。猛吹雪の中を駆け抜けなんとか無事に帰路へ辿り着いた主人公だが、届けた後は気絶し記憶が飛ぶ程大変な思いをしたらしい。そこには心配があったものの、これは死にに行かせるようなもん。もう少し待つとか、なぜ生死を問うような危険な賭けに急いだ。少し可哀想に思える。その後停電が収まって一件落着した後に、上級生男子Aが言っていた「頼もしい後輩たちを持ててよかったよ。これなら安心して 卒業できる』うるせぇ!さっさと卒業しろう笑いらぬ世話。黙って何も出来なかったお前が言うセリフちゃう。まぁ色々と気になる部分が多かった。

喧騒と混乱が一瞬で広まったように、歓喜と安堵もまた、 同じように一瞬で広まっていく強さと脆さ。そんな両面を持っているのが人間というもの なのですね……。


〈良かった点〉

おかずとして使える。特殊な変態プレイを見れる。人の性癖は千差万別。ニーズに合わせた豊富なバリエーションを用意してくれてるあたり抜きゲーとしての評価は非常に高い。よりリアリティを追求したヒロインの表情の自然な変化。ラブレターが実際に届くとゆう画期的な試み。ドキドキしたってわけ。


スタディ§スタディ END

  ナイスゲーム




 

放課後シンデレラ ネタバレ感想


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HOOK(フック)ソフトさん渾身の王道イチャラブゲー

チャイムと同時に解放された放課後の期待を質素に描いた作品。今回は純粋に恋愛を楽しむ作品なので難しい事は無し。彼女達と過ごした何気ない青春を書き綴っていく。  


※ 記憶を頼りに書いているので抜けた部分や違う箇所が多くございます。ご理解下さい。


〈長南陽佳〉

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今風ギャルへと変貌を遂げた彼女。主人公の元幼馴染で代表的なツンデレ属性。とても面倒見が良く可愛い。昔と見た目や言葉遣いは変わるけど芯はそんまま。今風の恋愛で雰囲気も新しかった。夜もお上手。声優さん凄い。


〈筑島つくし〉

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携帯電話を拾った所から始まる彼女との物語。尽くす人で筑島つくし(噛みそう)ドジモジっ子属性。最初に攻略した事もあり一番印象に残ってる。存在するだけで可愛い子。遠慮の関係も良かった。後は声芸。てかこのおっぱいなした。一つの固体で草。


〈田寄タ乃実〉

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主人公と同じ境遇の彼女。坂道で運命の再会を果たす。シチュを大切にしてる不思議っ子。本作のメインであり、陰キャのタピオカの話は面白かった。陽佳√で昔迷子になって助けた女の子が彼女。そんな繋がりもまた素敵。やっぱ一番。主人公のお気に入りエロゲの『アナルなんたかビンタ』もプレイしちゃうし、茶目っ気ありの非リア。オタクなら絶対好きになる特徴を捉えてる。シンプルに可愛いかった。お風呂CGスコだ。


【まとめ】


実は他の2√やらないで終わってしまったんだけど、十分楽しめた感じしたから総評します(ごめんなさい)。んーやっぱこの手の作品はどうも苦痛に感じてしまう。不快さは一切無いけど何も残らない的な。純粋な恋愛を求める人と求めない人で感じ方が違うのかもしれない。そう考えるとエロゲって難しい。


良い点も勿論あり。

日常のノリはシンプルに好き。男性キャラの魅力と立ち絵で登場しないサブサブキャラの面白さピカイチ。普通に笑った。やっぱ脳死でプレイできるゲームは味わい深い。考えるな感じろ。普段はあまりやらないジャンルだったけど楽しかった。最後選択肢『はい』でエンドロールきたのウケたってわけ。


放課後シンデレラ

ナイスゲーム






クナド国記 ネタバレ感想


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機械文明を排斥した春姫達の生きる頽廃された未来。千年前の現代を鉄鬼の意識として生きた彼は何を目的とし何を伝えに来たのか。


中二全開で展開される今回の和風伝記ADV

肌色少なめな分シナリオに力が入っており、実に読み応えがあった。言霊は確かに便利で不足を魔法で補ってくれる。都合良くも思えるのだが、普通に書いたのではこの物語は紡げない。そこには御影&克さんを筆頭にした製作者達の努力があったのだろう。



※ 記憶を頼りに書いているので抜けた部分や違う箇所が多くございます。ご理解下さい。



〈愛理√〉


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まずは物語の前半を埋め尽くしたカントの美女、優里のお話から語らうとしよう。そう僕が最初にお世話になった人だ。感謝を忘れてはならない。信の境遇を妬みながらも尊敬を持って世話係に徹した仁義に尽くす彼女は徐々に信と打ち解け合い恋に落ちていく。だが優秀な遺伝子を残す事を意味としているカントで優里は無能力者で農民の家系。特別な才能は持っていなかった。これでは言霊と鉄鬼の力を有する信と完全に釣り合っていない。そこで八剣の一人を倒して優里の力を認めてもらえれば相応しい婚姻を認めてくれるのではないかと思ったのだ。そして決戦の日、優里は勝利ではなかったが春姫を追い込む事ができた。自信を付け皆から慕われる英雄となった彼女は今までの自分を捨て新しい私として信と熱い接吻を交わすのであった...


【感想】


男女観が逆のカントでは女性からアプローチするのが当たり前らしい。その設定を特に活かせていたのがこの√だと思う。普段は自分の意志を尊重しない彼女が最後に強引に主人公の唇を奪いにいった勇気。あぁ素敵。声が可愛いから声優さん調べてみたんだけど今思い出せるキャラで恋0のマヨ姉さん。聴いた人はすぐに分かると思うが僕は覚えるの苦手だから『鈴谷まやさん』あ、覚えた。あと慌てた時の声が俺つばの明日香に聴こえて...まぁこの話は置いといて、頑張り屋で照れ屋の彼女をいつまでも応援したいと思えた。非常に微笑ましいルート。実はその後の派生で親父との再会シーンがあったけど、これも胸アツ展開でかなり痺れた。しかし本筋で満腹感を得た僕は先に控える期を惰性で進めすぎてしまい少し見逃してしまった。反省中。



〈茜&葵〉

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中盤で活躍するこの双子タッグ。茜は風を操る風神、葵は雷を司る雷神。八剣の二の神を任された彼女達と紡ぐ物語とは。鉄鬼の真の力を引き出せていなかった信は春姫の命で双子を訓練に付ける。極限状態までに追い込まれた信は見事鉄鬼本来の力を自在に操る事に成功。日々の鍛錬が続いたある時、茜と葵が信に惚れ始め2人の間に軋轢が生じる。そんな私情とは裏腹に夏姫の策謀により人型鉄鬼の襲来が突如起こる。当然連携も取れなかった茜達は鉄鬼殲滅に失敗し、葵は茜を庇い瀕死状態に。その想いを受けた茜と信。彼女なりの流儀でカントを守る施策を講ずる。そうして見事人型鉄鬼との戦闘に勝利した彼女らは信と幸せの家庭を築いていくのであった...


【感想】


個人的に一番と言っていい。液晶に祈りを込めて葵の無事を願った。『信も好きだけど私はやっぱりお姉ちゃんが好き』はぁ姉想い尊い。茜も勿論良かったけど悲劇のヒロインに味方してしまう国民性。日常も彼女ら二人が調和すると更に和やかで華のある雰囲気に変わる。思えば飛躍した時に見えた双子のパンティで既に僕の心は射止められていたのかもしれない。最後の茜と信で天空いや宇宙から降下して人型鉄騎は突撃するやつはカンフーハッスル如来神掌を僕の中で連想させた。中二心を燻られる。カッケェ。その後の派生はAIのyouから第二期の過去の少女(博士の先祖)と繋がって黒神の襲来から救いの手を差し伸べるってお話。感極まって号泣とはいかなかったものの、しんみりで温まる内容だった。全体通して素晴らしいEND。



〈春姫〉

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物語も終盤に差し掛かり最後のフィナーレを盛大に飾る為の準備へと向かう。最終章で語られるのはそれぞれの正体についてだ。信と春姫の最初の出逢い、逆さまの状態は時代の反転を示唆していたのか人間と鉄鬼の決して交えない境遇を示唆していたのか。意味のある演出なのだろう。そんな春姫と信の再会に想いを馳せながら書いてみる事にしよう。


序幕の温泉で春姫が語ったのは信と私との間で子を作りたいという最初の告白。信は遠回しで好意を伝えられたとは知らないまま、2回目の春姫からの告白を改めて受ける事になる。こうして繋がり幸せを迎えたばかりの二人だったが、信は最後の役目、自身の在り方を見つける為に鉄鬼の声(震源)にアクセスする事を決断する。春姫を残し、始まりと終わりの社を信は潜る。そこで夢に出てきた黒神と夏姫の存在する世界へと辿り着き、主人公は鉄鬼として夏姫を倒す選択をした。これに勝利し鉄鬼側の人間に対する恐怖心が消え、全ての鉄鬼は安堵し消滅した。その後、倒された夏姫が主人公の言霊で生き返る。現実世界に戻った夏姫は言霊の力を操れる自分の不足を与えて作り出した春姫に殺される事を願った。そして最期は姉を殺す事を目標に鍛えてきた冬人に『敵』としてトドメを刺され安らかな眠りに付く。その後主人公が自分の意思で復活し、春姫と涙の再会を果たすのであった...

【感想】


んー良かったけど、気持よくは終われなかったのが少し残念。僕が最初に思い描いていたのは鉄鬼と人間の共存。イメージしてたのはこんな感じ。


黒神は夏姫との戦いに負けたんだけど、夏姫は破壊しようとせず交渉の余地を与えた。そこで人間の形をした信というロボットを送り込む。『その子が人間と接して仲良く生きれるか最後まで行く末を見届けてから私を倒すか決めてほしい』そして共存の道を選んだ世界に平和が訪れ、機械の信と人間の春姫はお互いを尊重し合い幸せに暮らしたとさ。ちゃんちゃん的な。


でも実際は鉄鬼が消滅し夏姫とゆう存在が消えて、都合良くなった俺たち私たちの平和な物語。主人公は夏姫にとってのただの道具。自分を倒してくれればそれで満足。鉄鬼殲滅はおまけ程度。鉄鬼自体も人間に対する恐怖以外の感情は無く、強敵を倒して恐怖から解放されただけ。"実際は違うけど"印象としてはそう映った。そして僕が一番気になったのは最後の春姫の『信を返せ、おまえ消えろ』みたいなそこまで酷くないけど完全に悪キャラ扱いされた夏姫に少し同情。結果、鉄鬼も夏姫も救われなかったので、こりゃハッピーエンドではないなと。


所で斥候に行った三神どうなったのか。

口頭だけで語られた彼らの実態は未だ謎だ。


なぜ春姫は生きていられたのか。

夏姫が完全消滅し、春姫の原体が消えかけた時に主人公が『生きろ』と言霊を掛け復活みたいなエンドを想像してた。作り出したものは最後まで残るという事だ。


主人公なんで急に復活できたのか。

これも夏姫の力とか言霊を使用したのだろう。人間に戻ったんだっけ、凄い。


やはり言霊使えばなんでもありな所。最初から人間と機械のハーフなどとせず、機械のままでラスト迎えた方がシンプルで良かったんじゃないのとは思った。

 


【まとめ】

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凄い楽しませてもらったので気になる点を除けば100点!!クナドの世界観にどっぷり浸かる事ができました!!最近のpurpleさんの作品がどうも自分と合わなくて敬遠してたけど今回を機に次回作への期待が高まった。エロ基準で総評してる人の意見に惑わされちゃいけない。僕からしたらしっかりエッチだ(陰毛あざす)とにかく正月にピッタリだし、これで新年あけましておめでエロゲできたってわけ。


          クナド国記これにてfin...

                ナイスゲーム